政策/市場展望

グリーン/エネルギー

「骨太の方針」の議論から読み説くインフラ・PPP

政府は5月25日、経済財政諮問会議を開催し、予算編成に向けた基本政策である「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)の骨子案について議論した。議長の菅義偉首相は、新型コロナ対策に最優先で取り組みながら、グリーン、デジタル、地方、子ども―...
グリーン/エネルギー

既存ダムの水力発電利用推進で合意、再エネ規制総点検タスクフォース

内閣府の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」は5月24日、第9回の会合を開催し、既存ダムの発電利用を推進する方針を確認した。内閣官房水循環政策本部は、水力発電を含めた再生可能エネルギー導入に関する電源別の野心的な数値...
PPP/PFI/コンセッション

会計検査院・PFI事業検査報告(2)金利情勢反映した「割引率」でVFM評価を

会計検査院は、5月14日に公表した報告書「国が実施するPFI事業について」のなかで、サービス購入型PFIの65事業(2002~18年度)の多くで、採用された割引率が金利情勢を反映していなかったこと、事業者選定時の従来方式によるPSC(Pub...
PPP/PFI/コンセッション

会計検査院・PFI事業検査報告(1)「案件形成ありき」に一石

会計検査院が5月14日に公表した「国が実施するPFI事業について」と題した報告書が、PFIの光と影の両面を浮かび上がらせた。関係者にとって必見の内容だ。 まずは光の部分から見てみよう。国がコンセッション方式(公共施設等運営事業)を導入した...
グリーン/エネルギー

2050年カーボンニュートラル、太陽光・風力の導入拡大で何が起きる?

5月13日に開催された「総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会」で、資源エネルギー庁が示したシナリオが、日本の未来の姿を浮かび上がらせた。政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」を実現しようとすると、太陽光発電や風力発電の設備を導入...
PPP/PFI/コンセッション

東急・オリックス・前田建設が三強、広がるコンセッション事業(2)

コンセッション事業のうち、公募方式を対象に民間事業者の参画数を集計したのが次の表だ。東急(東急電鉄を含む)が5件、オリックス、前田建設工業、東急建設がそれぞれ4件という順になった。事業者の顔ぶれは選定段階と事業実施段階で異なることがある。こ...
PPP/PFI/コンセッション

空港・上下水道・道路・アリーナ…、広がるコンセッション事業(1)

所有権を公的セクターに残したまま、施設の運営を一定期間、民間事業者に委託するコンセッション方式。まずは、日本地図でコンセッション事業の広がりを見てみよう。第1号は、2015年1月に運営を開始した兵庫県の但馬空港だ。その後、国立女性教育会館、...
政策/市場展望

インフラに与える長期トレンドを予測、KPMG

会計・経営コンサルティングファームのKPMGは、2021年4月に発行したレポート“Emerging trends in infrastructure”(2021年版)のなかで、COVID-19パンデミックの経験を踏まえて、インフラセクターに...
デジタル/スマートシティ

スマートシティ「2025年100地域」に向け資金的持続性を議論、内閣府WG

内閣府は4月23日、国と地方のシステムWGを開催し、スマートシティを2025年に100地域にするための施策を示した。実現に向けた論点として、(1)都市OSの社会実装強化、(2)資金的持続性の確保、(3)グリーン化と協調した推進――を挙げた。...
グリーン/エネルギー

金融庁による「グリーン国際金融センター」設立、CO2削減の中身が問われる

政府は4月19日に開催した「気候変動対策推進のための有識者会議」で、金融庁主導で「グリーン国際金融センター」を設立する構想を打ち出した。「世界に開かれた国際金融センター」として、グリーンボンドやトランジションボンドの取引市場とする構想だ。 ...
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