平島 寛

グリーン/エネルギー

洋上風力第3ラウンド、青森県沖でJERAグループ、山形県沖で丸紅グループを選定

経済産業省と国土交通省は再エネ海域利用法に基づく事業者選定第3ラウンドで2024年12月、青森県沖日本海(南側)と山形県遊佐町沖における事業者を選定した(図表1)。事業コンソーシアムとその構成企業は、青森県沖日本海(南側)がつがるオフショア...
グリーン/エネルギー

JERAと英BPが洋上風力事業会社設立、運転中・開発中の持分容量13GW

JERAと英BPは2024年12月、JERAの再エネ子会社JERA NexとBPの洋上風力発電事業を統合し、両社の折半出資による合弁会社JERA Nex bp(本社ロンドン)を設立することに基本合意した。新会社は、洋上風力事業を開発・所有・...
グリーン/エネルギー

小型・分散化と大規模・ハブ化、対照的な日米のCO2直接回収/DACプロジェクト

大気中からCO2を直接回収するDAC(Direct Air Capture)は脱炭素の有望な手法である。日本では都市部でCO2回収装置を小型化・分散配置して利活用まで視野に入れるプロジェクト、米国では大規模な装置をハブ化して効率的なCO2回...
グリーン/エネルギー

大阪ガスが次世代集光型太陽熱システム開発の豪新興FPR Energyに出資

大阪ガスは、次世代集光型太陽熱(CST:Concentrated Solar Thermal)システムの開発を手掛ける豪新興企業FPR Energyに出資した。CSTシステムは、太陽光を集約して熱として蓄える熱媒体を用い、太陽光を効率よく熱...
グリーン/エネルギー

豪州企業やオーステッドが水素関連事業を撤退・保留・中止した理由

海外企業が水素関連事業の撤退や保留・中止を相次いで表明している。 豪州では、電力会社Origin EnergyがHunter Valley Hydrogen Hub(ニューサウスウェールズ州、太陽光発電・風力発電によるグリーン水素の80%...
グリーン/エネルギー

苦戦続くオーステッド 水素関連P2X事業も一部中止、エクイノールは同社株10%取得

洋上風力最大手デンマークØrsted(オーステッド)はPower-to-X(グリーン水素、グリーン燃料)事業を見直し、自社が主導するスウェーデンのFlagshipONEと自国のH2RESは中止、自国政府のGreen Fuels for De...
グリーン/エネルギー

水素パイプラインの優位性を需要・コスト・安全面から検討調査

需要家が水素を活用するには、国内で製造された水素、海外から輸入してきた水素を国内中に輸送する手段が不可欠である。現状の水素供給手段はトラック輸送が一般的だが、1台当たりの輸送量が限定的だ。一部の液化水素プラントからはタンクローリーによる輸送...
政策/市場展望

特定利用空港・港湾に福井・熊本・鹿児島の3空港・9港湾を追加

政府は国家安全保障戦略の一環で、平素から必要に応じて自衛隊・海上保安庁の航空機・船舶が民間の空港・港湾を円滑に利用できるようにする「特定利用空港・港湾」を5空港・11港湾、指定した(2024年4月)のに続き、 2024年8月、福井県、熊本県...
グリーン/エネルギー

浮体式洋上風力分野で進む海外プロジェクトへの参画、技術開発、提携・協業

開発ポテンシャルが大きい浮体式洋上風力分野で、海外プロジェクトへの参画や基礎構造の技術開発、企業間の提携・協業が進んでいる。 ユーラスエナジーが英スコットランド沖の事業開発に参画 ユーラスエナジーホールディングスの海外グループ会社で...
PPP/PFI/コンセッション

VINCIが米道路コンセッションの大型買収、英エディンバラ空港では過半株式取得

フランスVINCIグループのコンセッション事業会社VINCI Concessions は、国外の道路コンセッション事業を管轄する子会社VINCI Highwaysを通じて、米デンバー環状道路(コロラド州)の有料区間であるノースウェスト・パー...
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