平島 寛

グリーン/エネルギー

洋上風力の進捗更新、秋田県八峰町及び能代市沖が「促進区域」に

経済産業省と国土交通省は2021年9月13日、「秋田県八峰町及び能代市沖」を再エネ海域利用法に基づく「促進区域」として指定した。今後4~6カ月かけて、事業者公募の段階に進んでいく。このほか、「有望な区域」として4区域を追加して計7区域、「一...
グリーン/エネルギー

今後10年で235GW導入、世界の洋上風力発電

世界風力エネルギー協会(GWEC)が2021年9月、”GLOBAL OFFSHORE WIND REPORT 2021”を公表し、2030年に世界の洋上風力発電の累計発電容量が270GWになると予想した。2020年の新規導入容量は6.1GW...
グリーン/エネルギー

水素関連の実証研究に3800億円、グリーンイノベーション基金の支援

新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)は2021年8月、総額2兆円のグリーンイノベーション基金の第一号案件として、水素に関する11テーマの実証研究事業を選定した(下記図表)。本事業を通じて、水素サプライチェーンの構築を見通す技術の確立...
PPP/PFI/コンセッション

米国道路会社の株式売却で大幅増益2550億円、豪州Transurbanの6月期決算

豪州の道路運営事業者Transurbanの純利益(2021年6月期)が、32億7200万豪ドル(2550億円)となった(図表1)。米国495 Express Lanes、95 Express Lanesを運営するTransurban Che...
政策/市場展望

米国インフラ新規投資5500億ドル、グリーン・デジタルも積み上げ

米議会上院が2021年8月、約5500億ドルの新規投資と既存予算を合わせて、今後5年間で1兆ドル(110兆円)規模に及ぶ超党派インフラ投資法案を可決した。投資内訳は、道路・橋梁の改良・建設に1100億ドル、電力インフラに730億ドル、旅客・...
グリーン/エネルギー

太陽光が2030年発電コスト最安の8.2~11.8円/kWh、電源別限界コストは最大

経済産業省発電コスト検証ワーキンググループは2021年8月、太陽光、風力、原子力、石炭、液化天然ガス(LNG)など、電源15種類の2030年における発電コストの精査結果を公表した(下図)。この発電コストは、LCOE(Levelized Co...
グリーン/エネルギー

アンモニア輸入に向けて国内勢が海外企業と共同開発

アンモニアを巡る動きが世界で活発になっている。アンモニアは、水素のエネルギーキャリア(輸送・貯蔵手段)として有望な候補であり、燃焼時にCO2を排出しないことから、脱炭素社会への移行を背景に、発電燃料や船舶燃料としての利用が期待されている。化...
グリーン/エネルギー

再エネ全体36~38%(太陽光15%、風力6%)、エネルギー基本計画の電源構成比

経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会で2021年7月21日、“野心的な目標”とする2030年の電源構成を含むエネルギー基本計画(素案)が示された。総発電電力量は9300億~9400億kWh。このうち、再エネは3300億~350...
PPP/PFI/コンセッション

アベイラビリティ・ペイメントの試算から見えること

収益を生まない公共施設等の「サービス購入型PFI事業」に、アベイラビリティ・ペイメント(Availability Payment)方式を導入する検討が始まっている。今回は同方式の基本的な考え方を、試算を通じて確認してみたい。同方式の定義は以...
ファンド/ファイナンス

豪州シドニー空港に1兆8000億円の買収提案、IFM Investorsコンソーシアム

豪州のシドニー空港を運営するSydney Airportが、インフラ投資ファンドのコンソーシアムからSydney Airportの全ステープル証券(株式)に対して、1株当たり8.25豪ドルの買収提案を受けていることが明らかになった。発行株式...
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