301カ所、計29.6MWの稼働済み低圧太陽光発電所を一括取得、スパークスのファンド

スパークス・グループはこのほど、第二電力(大阪市)が開発・取得した関東・東北エリアの稼働済み低圧太陽光発電所301カ所、合計出力29.6MWを一括で取得したと発表した。 スパークス・アセット・トラスト&マネジメントが運用するスパークス・再生可能エネルギー・ブラウン2号ファンドに組み入れる。FIT(固定価格買取制度)期間は17.5~20年間。

スパークス・再生可能エネルギー・ブラウン2号ファンドが取得した低圧太陽光発電所

第二電力は太陽光発電システムや水素インフラ設備、バイオマス処理、半導体製造装置を手掛ける長州産業 (山口県山陽小野田市)のグループ会社で、工場や倉庫の屋根に太陽光発電設備を設置する事業などを展開している。1800カ所以上の屋根に太陽光発電設備を設置した実績がある。

スパークス・再生可能エネルギー・ブラウン2号ファンドは、最大募集金額400億円を目指して2020年11月に組成。2022年8月には、ウエストエネルギーソリューション(広島市)が開発・取得した太陽光発電所9カ所、合計出力23MWを同ファンドが取得している。今回の取得により、スパークスのグループが運営する発電所は343カ所、出力655MWとなる。

InfraBiz
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