経済産業省と国土交通省は2022年9月末、「長崎県西海市江島沖」、「新潟県村上市及び胎内市沖」、「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖」を再エネ海域利用法に基づく「促進区域」に指定。「千葉県九十九里沖(九十九里町、山武市及び横芝光町沖)」を「有望な区域」に、「富山県東部沖(入善町及び朝日町沖)」を「一定の準備段階に進んでいる区域」に追加した。
この結果、事業者選定済みの促進区域が4区域(秋田県能代市・三種町・男鹿市沖、秋田県由利本荘市沖、千葉県銚子沖、長崎県五島市沖)、事業者未選定の促進区域が4区域、有望区域が5区域、準備段階区域が11区域となった(下記詳細)。事業者選定済みの4区域の計画容量(計1.7GW)と、事業者未選定の20区域における各区域の最大計画容量の合計は12GW超となる。
【(事業者未選定の)促進4区域】
- 秋田県八峰町及び能代市沖
- 秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖
- 新潟県村上市及び胎内市沖
- 長崎県西海市江島沖
【有望5区域】
- 青森県沖日本海(北側)
- 青森県沖日本海(南側))
- 山形県遊佐町沖
- 千葉県いすみ市沖
- 千葉県九十九里沖(九十九里町、山武市及び横芝光町沖)
【一定の準備段階に進んでいる11区域】
- 北海道石狩市沖
- 北海道岩宇・南後志地区沖
- 北海道島牧沖
- 北海道檜山沖
- 北海道松前沖
- 青森県陸奥湾
- 岩手県久慈市沖
- 富山県東部沖(入善町及び朝日町沖)
- 福井県あわら市沖
- 福岡県響灘沖
- 佐賀県唐津市沖
(注)なお、図表「各海域の進捗状況と計画・実施事業の設備容量」について、図表「同(更新5)」(2022年4月11日付)以降の各海域における事業者動向などの情報を追加した図表「同(更新6)」は、月次レポート「インフラ・グリーン・デジタル投資 2022年9月」に収録しています。