洋上風力の「準備区域」に東京・伊豆諸島沖の5区域、2区域ではセントラル方式の調査

経済産業省と国土交通省は2025年6月、再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定に向けて、東京都の大島町沖、新島村沖、神津島村沖、三宅村沖、八丈町沖の伊豆諸島沖5区域を新たに「準備区域」として整理した。いずれも浮体式を想定している。

今回の整理で、準備区域は16区域になった。現在、有望区域は9区域で合計の想定設備容量は4680~5480MW、促進区域は10区域でいずれも事業者が選定されており、合計の設備容量は4617.8MW。

また、セントラル方式の一環として、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)がサイト調査(風況・海底地盤・気象海象調査)を実施する地点として、東京都の新島村沖(浮体)、神津島村沖(浮体)の2区域が新たに選定された。

再エネ海域35区域の進捗状況

(出所)経済産業省などの資料を基に作成

InfraBiz
関連記事
洋上風力の「促進区域」、北海道で檜山沖と松前沖を初指定へ
関連サイト
経済産業省のウェブサイト
タイトルとURLをコピーしました