洋上風力発電の国内計画容量、総計35GW超に

2021年9月時点で、洋上風力発電の国内計画容量が総計35GW超になった。同時点で、再エネ海域利用法に基づく指定・整理は、事業者選定中が4区域(秋田県能代市・三種町・男鹿市沖、秋田県由利本荘市沖・北側、同・南側、千葉県銚子沖)、「促進区域」が1区域(秋田県八峰町及び能代市沖)、「有望な区域」が7区域、「準備段階」が10区域、事業者選定済みが1区域(長崎県五島市沖)となっている。

各区域では、民間事業者が環境影響評価(計画段階環境配慮書、環境影響評価方法書、環境影響評価準備書、環境影響評価書)の手続きを進めている。区域別に、参画事業者と計画導入容量を一覧にした下表のポイントは次の通り。

  • 再エネ海域利用法に基づいて「準備段階」以上に進捗している区域の設備容量は計31GW余りであり、それ以外の区域や港湾区域内を合わせると、総計35GW超となる。
  • 事業者選定中(本年11月頃に選定)の4区域それぞれの合計容量は、秋田県能代市・三種町・男鹿市沖が2.197GW(4事業)、秋田県由利本荘市沖・北側と秋田県由利本荘市沖・南側を合わせて3.188GW(4事業)、千葉県銚子沖が0.72GW(2事業)で、それらの合計は6.105GWとなる。
  • そのほかの「有望な区域」、「準備段階」の区域では、北海道石狩市沖(準備段階)の合計が6.914GW、青森県沖日本海(北側・南側)(有望な区域)が4.712GW、山形県遊佐町沖(有望な区域)が4.225GWと、大きな計画容量になっている。
  • 個別では、最大容量1GW以上の計画が7事業ある。北海道石狩市沖の石狩湾洋上風力発電合同会社(INFLUX)による1.33GWを筆頭に、青森県沖日本海(北側)の日本風力エネルギーによる1.3GW、さらに北海道石狩市沖で4事業、北海道檜山沖で1事業が1.0GWとなっている。

図表■各海域の進捗状況と計画事業の発電容量

(出所)環境影響評価手続きに関するウェブサイトなどを基に作成

InfraBiz
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