政府は2025年8月、国家安全保障戦略の一環で、平素から必要に応じて自衛隊・海上保安庁の航空機・船舶が空港・港湾を円滑に利用できるようにする「特定利用空港・港湾」に、3空港・1港湾を追加指定した。24年4月の5空港・11港湾、同年8月の3空港・9港湾、25年4月の3空港・5港湾に続く指定で、合わせて14空港・26港湾になる(下図参照)。
今回、追加された空港は青森、仙台、山口宇部の3空港、港湾は青森港。東北地方での指定は初めて。
特定利用空港・港湾は、民生利用を主としつつ、自衛隊・海上保安庁の航空機・船舶が利用できるように、空港の滑走路延長やエプロン整備、港湾の岸壁整備や航路整備(海底地盤の掘り下げ)、既存事業の促進、利便性の確保や機能の強化を図る。また、特定利用空港・港湾と自衛隊の駐屯地などとのアクセスの向上に向けて、道路ネットワ ークの整備も図る。ただし、自衛隊や海上保安庁専用の施設を整備するものではない。
図表 特定利用空港・港湾の位置図と一覧表

(出所)内閣官房

(出所)内閣官房の資料を基に作成