太陽光セカンダリー4発電所を計97.5億円で譲渡、関電・大ガス・DBJへ

カナダのトロント証券取引所などに上場している再生可能エネルギー発電事業者のEtrion Corporationは、6月から7月にかけて日本国内で稼働中の4発電所を合計97.52億円で譲渡した。買い主は、関西電力、大阪ガス、日本政策投資銀行(DBJ)が40:20:40の比率で出資するSPC(特別目的会社)だ。Etrion側の負債を含めた金額とみられる。

4発電所は以下の通り。合計のパネル設備容量は56.5MW。FIT(固定価格買取制度)に基づく1kWh当たりの売電価格は32円~40円。2015年から18年にかけて運転を開始した。三沢太陽光発電所の売却に際してEtrionは、保有する日本の全太陽光発電プロジェクトの売却を完了させるための最終ステップだと表明している。

Etrionは4月にも、新潟県で建設中の阿賀野太陽光発電所(45MW)を63億円で売却することを発表している。買い主はリニューアブル・ジャパンと第一生命保険だ。

InfraBiz
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