利用料金が発生する公共施設の運営を一定期間、民間事業者に委ねるコンセッション方式。日本国内の公募型コンセッション事業への参画数上位企業を集計したところ、2022年12月末時点で以下の順となった。
1位は参画数6件の前田建設工業だ。空港、道路、国際展示場、スポーツ施設、工業用水道、下水道と、多様な事業の運営権を獲得した。このうち4件でコンソーシアムの代表企業を務める。東急も同じく6件。空港での参画数が多く、代表企業としての参画は2件だ。
以下、オリックス5件、東急建設5件、三井不動産4件の順。公募型のコンセッション事業に参画する企業は、大手から中小まで150社を超えている。
ランキングの詳細とコンセッション事業の分析を『インフラビジネスレポート2023』(日経BP)に掲載しています。