「英国の気候変動対策と産業・企業の対応」を発表、日本貿易振興機構

日本貿易振興機構(ジェトロ)はこのほど、「英国の気候変動対策と産業・企業の対応」と題した134ページのレポートを公表した。英国は2020年11月に「グリーン産業革命」を打ち出した。2030年の温暖化ガス排出削減目標は、1990年比68%減とEU(欧州連合)を上回る目標を掲げている。そんな英国の政策や制度、産業界や企業の対応について解説した。

再生可能エネルギー・新エネルギー政策のほか、「2050年のカーボンニュートラル」に向けて日本でも関心が高まるカーボンプライシング、CCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)、バッテリーなどの動向も盛り込んだ。ロールス・ロイスホールディングスや、200の風力発電所を有するEcotricityといった、企業によるグリーン投資や気候変動対策の事例も紹介している。

主な項目は以下の通り。レポートは、ロンドンに本社を置くLondon Research Internationalが委託を受けて作成した。ジェトロのウェブサイト(下記)からダウンロードできる。

 

1. 英国の気候変動政策の概要
1.1. 英国の気候変動対策
1.2. 再生可能エネルギー及び新エネルギー政策
1.3. 産業部門
1.4. 運輸部門
1.5. 建物部門
1.6. CO2回収・利用・貯留
1.7. 新型コロナ感染症及びブレグジットの影響
2. 産業界・企業レベルの対応状況
2.1. 経済界及び業界団体の気候変動への対応
2.2.英国企業によるグリーン投資や気候変動対策の事例
3. 関連機関・団体のリンク集

InfraBiz
関連サイト
ジェトロ「英国の気候変動対策と産業・企業の対応」のウェブサイト
London Research Internationalのウェブサイト
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