経済産業省と国土交通省は2021年9月13日、「秋田県八峰町及び能代市沖」を再エネ海域利用法に基づく「促進区域」として指定した。今後4~6カ月かけて、事業者公募の段階に進んでいく。このほか、「有望な区域」として4区域を追加して計7区域、「一定の準備段階に進んでいる区域」として10区域を整理している。
今回の指定、整理は下記の通り。
<促進区域>
秋田県八峰町及び能代市沖
<有望な区域として追加する4区域>
秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖/山形県遊佐町沖/新潟県村上市及び胎内市沖/千葉県いすみ市沖
<現在の有望な3区域>
青森県沖日本海(北側)/青森県沖日本海(南側)/長崎県西海市江島沖
<「一定の準備段階に進んでいる区域」として追加する7区域>
北海道石狩市沖/北海道島牧沖/北海道松前沖/岩手県久慈市沖/福井県あわら市沖/福岡県響灘沖/佐賀県唐津市沖
<現在の一定の準備段階に進んでいる3区域>
北海道岩宇及び南後志地区沖/北海道檜山沖/青森県陸奥湾
これまでの進捗は下表の通り(赤字が今回の追加)。
図表■洋上風力発電事業の進捗状況